シャンプーのメリット
ワンちゃんは私達よりも地面に近いところで生活しており、体毛が体を覆っているため、ホコリや汚れが体に付着しやすい生き物です。また人間と同じように運動することによって汗をかくため、臭いやベタツキのもととなります。
そのため身体に付いた汚れや汗の蓄積をシャンプーでしっかり洗浄することで、皮膚の環境を良い状態に保つことができます。
さらに体についたダニや花粉といった環境アレルゲンをシャンプーによって除去することで、かゆみや皮膚病を防ぐことも期待できます。
そのため特に皮膚病を持っていないワンちゃんであれば、月に一度くらいのペースでシャンプーしてあげることが推奨されています。
シャンプーの選び方
人間のシャンプーにも種類が色々あるように、ワンちゃんのシャンプーにも様々な種類が存在しており、低刺激、抗菌、抗脂漏、保湿成分配合、止痒性など多くの機能を持ったシャンプーが販売されています。
犬の皮膚の厚さは人間に比べて約1/3しかなく、生まれた人間の赤ちゃんよりも繊細だとされています。そのため濡れた皮膚はちょっとしたことで傷ついてしまうため、ワンちゃんにあったシャンプーを選んであげましょう。
人間用のシャンプーはワンちゃんには刺激が強すぎるため絶対に使わないようにしてください。
ここでは全てのワンちゃんに当てはまるわけではありませんが、ペンギンシッターでシャンプーを選ぶ際の例をお伝えいたします。
健康な皮膚のワンちゃん ⇒ 低刺激・保湿シャンプー
プロが愛用していることも多い人気のシャンプーです。香りや成分はもちろん、泡切れ、水切れがよいものポイントで、エッセンシャルオイルのさわやかな香りが大人気。
汚れが多いワンちゃん ⇒ クレンジング、角質調整シャンプー
【動物用医薬部外品】 ヴォイス (Voice) iou 薬用シャンプー
普通のシャンプーでは取れない汚れを落としてくれる、下洗い用のシャンプーです。シャンプーした後も、なんとなく油っぽい、なかなかシャンプーが泡立たないと感じている方は、試してみる価値あり。
皮脂が多い、ベタつくワンちゃん ⇒ 角質溶解・抗脂漏シャンプー
普通のシャンプーでは取れない汚れを落としてくれる、下洗い用のシャンプーです。シャンプーした後も、なんとなく油っぽい、なかなかシャンプーが泡立たないと感じている方は、試してみる価値あり。
シャンプーに必要なもの
はじめる前にあらかじめ必要な道具を揃えておきましょう。犬用のシャンプー、シャワー、タオル、ドライヤー(必要な場合はドライヤー台)、ブラシがあるとベストです。
ぺんぎんシッターの出張シャンプーでは、道具は基本的に持参いたしますのでこれらの用意は不要です。
また小型犬であれば、専用のバスタブがあると簡単に洗うことができます。
ドライヤーをかける際は、やや高さのある台の上にワンちゃんを載せると安定してやりやすいです。
犬が嫌がりにくい背中の方からドライヤーの温風を当てて、手足やおなか、お尻、しっぽ、後頭部、顔回りを乾かしていきます。
長毛種やカーリーヘアで毛がもつれやすい犬は、優しくスリッカーブラシをかけながら乾かすことで、きれいな毛並みに仕上がります。
シャンプー時に肛門腺絞りをしましょう
ご自宅でシャンプーをされるときに一番注意したいのが、肛門腺絞りです。
サロンでシャンプーする場合には、大抵の場合がシャンプー時にセットでケアしてもられると思います。しかしながらご自宅でシャンプーされる場合は肛門腺絞りも定期的にケアする必要があるので注意しましょう。
肛門腺とは、犬の肛門の少し下にある分泌腺のことです。マーキングをする時にこの肛門腺の分泌物を出すこともあるといわれています。
この肛門腺に分泌物が溜まってしまうことがあり、溜まりすぎてしまった場合、「肛門腺炎」になってしまします。さらに症状が悪化すると肛門腺が破裂してしまうことがあります。
そのため定期的に人間の手で肛門腺絞りのケアをする必要があり、月に一度シャンプーと同じタイミングで行うことが望ましいです。
ぺんぎんシッターでは出張シャンプー時に肛門腺絞りをセットで行っています。
また普段のシッティングの際に肛門腺絞りのみを行うことも可能ですので、シャンプーをご自宅でやっているという方は、肛門腺絞りだけのご依頼も承ります。
まとめ
ワンちゃんの健康のためシャンプーや肛門腺絞りなどのケアを定期的に行うことが大切です。
サロンへ行く時間がない方は、ペットシッターにお願いするのも一つの方法です。
ぺんぎんシッターでは、サロンで待たされることもなく、好きな時間に愛犬のケアをすることができます。
ワンちゃんと飼い主様がストレスなく過ごせるようサポートいたしますので、ぜひご利用をお待ちしております。